あごずれの治療例と具体的身体症状の一覧

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父は既に脳梗塞を起こしてしまったのですが、今から装置治療をしても効果はありませんか。

その他の症状  
経過 脳梗塞で倒れるまで特に身体の不調を覚える事は無かったが引越しの際に突然倒れ、救急車で専門病院に運ばれた。病院では高酸素治療などを1ヵ月半ほど行ったが様態はあまり改善しなかった。倒れる前は、歯では前歯の詰め物が最近取れやすくなっていた。
診断 あごの前ズレによる重度後ろ重心において、引越しなどの重労働を強いられた際の肉体疲労時、瞬間的に後方転倒を起こしやすくなる。その際の後方転倒-対応反射である急激な頭の前屈により、首の血管が過度に引っ張られ、その先を流れる脳の中の血流が途絶えてしまい脳梗塞を形成、突然倒れてしまった。当人には動脈硬化を進めるような基礎疾患は無く、重心不良が直接的に脳の血管を途絶えさせる事があるのだと知らしめられた。また基礎疾患である生活習慣病といわれている病態(高血圧、糖尿病、高脂血症など)も重心不良から生じている慢性的な脳血流低下を補う反射から引き起こされているものであることが、他の多くの治療例により解明された。
治療と治癒経過  
家族の言葉 「脳梗塞を起こし退院したばかりの父に先生が装置を勧めて下さいました。私自身装置体験者としてその効果は充分理解していましたが、既に脳梗塞を発症してしまった父に装置の効果が本当にあるのだろうかと初めは少し不安でした。装置装着の翌日、父の所へ行ってみると前日まで目はうつろ声を発する事などほとんど無かった父が、生き生きとした表情で「おはよう」と話しかけて来ました。左半身麻痺の為、出歩くときは介助が必要でしたが徐々にバランスが取れるようになり、日々改善がみられ今では階段の上り下りも一人でできるようになりました。(装置を外していると姿勢も悪く、歩き方もぎこちなくなる様です)今は私達家族も安心して父をみる事が出来ます。入院時には「医学の限界」と言われた父でしたが諦めず装置治療を行って本当に良かったと思います。」

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