あごずれの治療例と具体的身体症状の一覧

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何十年もの間悩まされている頭痛も薬を使わず簡単に消えるって聞いたんだけど

その他の症状 高血圧で降圧剤を服用中 更年期の頃からの腰痛
経過 神経内科、内科、脳神経外科、整形外科、どこに行ってもCTやMRIなどいろいろ検査した挙句、薬を出されるだけだった。
診断 かかりつけの歯科があったが徐々に歯が悪くなり、部分入れ歯を何回か作り替えていた。現代歯科治療の標準レベルでは、あごずれが身体を歪めることを認識していないで入れ歯を作っているので、結果、下の前歯が上の前歯に覆われ全て隠れてしまっている程のあごの角度のズレが残っている状態で入れ歯が作られていた。これによる軽度後ろ重心において(靴のかかとがすぐ減る)、バランスをとろうとする姿勢は腰を前に突き出し(腰椎の過剰な反り=腰痛)、首により頭を少し前に倒す格好になる(この首の角度では高い枕を好むようになる)。この際の首筋の過度な張りは、脳から出てくる血管を押さえつけ脳の中をうっ血させる為、心臓の収縮の際は脳の内圧が高まり頭痛が発生する(ズッキンズッキンする拍動性の頭痛)。よってこの痛みを頭痛薬でごまかし続けていると、血管が膨れ(動脈瘤)はじけてしまう(くも膜下出血)危険が高くなる。この方のような軽度の後ろ重心では、脳に入る血流はあまり低下していないため、脳の機能はまだ保たれている。脳がうっ血し循環が悪くなっているものを感じた脳は、心臓のポンプ圧を高めさせる事で循環を改善しようとするが、この際のポンプ圧上昇こそが本態性高血圧の本態なのである。よって血圧が高いから薬によって下げるという対症療法を行っていると、脳の循環は更に悪くなり、脳の中の細い血管は詰まり易くなる(脳梗塞)。ちなみに医療の統計では脳梗塞の最も高いリスクファクター(危険要素)は高血圧とのことだが、自然現象において圧が高くて(急流で)流れが滞る川などそうは無いのである。
治療と治癒経過 装置による後ろ重心の改善後、1ヶ月経たずして慢性頭痛は完全に消失した。
患者の言葉 「若い頃から頭痛に悩まされていた私は外出時に手放すのができないのが鎮痛剤でした。かかりつけの医者には『胃から出血するよ』と言われても実際には我慢できず数十年飲み続けていました。たまたま受けた検診で高血圧と言われ定期的に通院するようになってしまいました。最近になって娘に『長生きしてね』と勧められたのが装置でした。とにかく頭痛が治ればと装着したところ、1ヶ月以内に効果が現れて鎮痛剤を必要としなくなったのです。今ではかかりつけの先生もビックリ、血圧が120〜70台で安定しているのです。春になったら『血圧の薬とはさようならだね』と先生に言われたときは本当に嬉しかった。更年期の頃からの腰痛も知らず知らずのうちに治っていました。娘の言うことを聞いて本当に良かったと思います。健康的な老後を過ごす事ができるという事は幸せな事だと痛感しております。」

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